それは、擬似信号を作ってプログラムに入力して動作を シュミレートする事です。
この擬似信号を定義するのが、Stimulus ( スティミュラス ) です。ここでは、Asynch ( 非同期 ) について説明します。
簡単なプログラムを例題にして説明をします。プロジェクトは作成済みとします。
ブレーク・ポイントを設定して、一時、停止させないとロジック・アナライザーに観測波形が表示されません。
ブレーク・ポイントを設定するためだけに、ライン31,32 にディレー・タイムを入れています。
[ PWM-T0.c ] PWM を利用したパルス発生器です。
このプログラムは、ポートRA0 に信号が入った時に、パルス幅100μs、
デューティ 50% 、時間 1ms のパルスを発生させます。
プログラム・ダウンロード PWM-T0.c
● プロジェクトを開きます。
● シュミレーターのツールバーを表示させます。
ロジック・アナライザー・ウインドウを表示させ、赤枠の3つの信号を選択します。
CCP1(RB3) はPWM 出力端子名です。
Debugger ⇒ Stimulus ⇒ New Workbook
Stimulus ( スティミュラス )ウインドウを表示させます。
Asynch タブを選択します。
入力ピンを選択します。
動作方法を選択します。
Set High : ファイヤー・ボタンを押すと、RA0 =”1”
Set Low : ファイヤー・ボタンを押すと、RA0 =”0”
Toggle : ファイヤー・ボタンを押すたびに、RA0 =”1”、RA0 =”0” と反転します。
Pulse High : ファイヤー・ボタンを押すと、指定された時間のパルス(H)を RA0 に入力します。
Pulse Low : ファイヤー・ボタンを押すと、指定された時間のパルス(L)を RA0 に入力します。
ファイヤー・ボタンを押して出力されるパルスの時間単位を設定します。
パルスの時間を設定します。
設定が終了すると、ファイヤー・ボタンに ” > ” マークが表示されます。
”Save” ボタンを押して、今設定した項目を ファイルとして保存 します。
後で”Save”しても構いません。" Apply ( 適用 ) " ボタンを押して有効にします。
後で”Save”しても構いません。" Apply ( 適用 ) " ボタンを押して有効にします。
シュミレータの ”RUN" ボタンを押して実行します。
すかさず、赤枠の ”Fire" ボタンを押します。
すると、ロジック・アナライザーに波形が表示されます。
”Fire" ボタンを何度も押さないと波形が表示されない場合もあります。
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