作製した赤外線リモコン送信機をシュミレートして検証します。
プログラム名 「TX-4.c」
MPLAB IDE を起動して、コンパイルを完了しておきます。
手順
1.シュミレータ・ツールバーを表示させる。
2・PIC の動作周波数を設定する。
3.ブレーク・ポイントを設定する。
4.Simulus ( スティミュラス ) で入力条件を設定する。
5.ロジック・アナライザーを起動する。
6.シュミレートする。
では、ブレーク・ポイントを設定します。
ブレーク・ポイントの設定の仕方に依って、シュミレートしにくい場合が有ります。
その時は、ダミー命令を入れて作業がしやすい様にします。勿論、プログラムのタイミングに影響が無い処、
影響の無い命令を挿入します。
注 ) 括弧の部分にブレーク・ポイントを設定出来ません!。
Stimulus ( スティミュラス ) の入力条件を設定します。
[ 16F648A ] I/O マップ
RA0 : リモコン・チャンネル "1" : 押しボタン入力
RA1 : リモコン・チャンネル "2" : 押しボタン入力
RA2 : リモコン・チャンネル "3" : 押しボタン入力
RA3 : リモコン・チャンネル "4" : 押しボタン入力
RA4 : リモコン・チャンネル "5" : 押しボタン入力
RA5 : リモコン・チャンネル "6" : 押しボタン入力
RA6 : リモコン・チャンネル "7" : 押しボタン入力
RA7 : リモコン・チャンネル "8" : 押しボタン入力
RB4 : カスタム・チャンネル "1" : Bit0 : ショート・ピン入力
RB5 : カスタム・チャンネル "2" : Bit1 : ショート・ピン入力
RB6 : カスタム・チャンネル "4" : Bit2 : ショート・ピン入力
RB7 : カスタム・チャンネル "8" : Bit3 : ショート・ピン入力
RB6 : カスタム・チャンネル "4" : Bit2 : ショート・ピン入力
RB7 : カスタム・チャンネル "8" : Bit3 : ショート・ピン入力
RB3 : CCP ( RB3 ) PWM 出力端子 : 赤外線LED出力
リモコン・チャンネル "1" ( RA0 ) を入力に設定。その他のリモコン・チャンネルは省略。
RB4 ~ RB7 は、ショート・ピンなので、ここではON/OFF スイッチのように扱います。
"Set High" をファイヤーすれば、スイッチON
"Set Low" をファイヤーすれば、スイッチOFF です。
シュミレート条件を設定した後、”Apply” (適用する)ボタンを押してシュミレート条件を確定します。
シュミレート条件を設定した後、”Apply” (適用する)ボタンを押してシュミレート条件を確定します。
それでは、シュミレータを "RUN" します。リモコン信号は3回出力されますので、
3回 "RUN" ボタンを押す事になります。
RB4 : Set High を ファイヤー ( Fire ボタンを押す ) します。
次に、RA0 をファイヤー ( Fire ボタンを押す ) します。
PWM 出力波形が表示されました。
ここで、PWM 波形を拡大して見ます。
赤枠の部分を拡大します。
PWM 波の周期が (26 Cyc)、( 26 μs) です。設計値どおりです。
表示された数値が波形と重なって見えにくくなる場合は、この数値にマウスのフォーカスを合わせ、
左クリックしながらドラックすると移動できます。
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