楽釣工房では、小魚用しゃくり機、わかさぎ用しゃくり機、Picマイコン制御による自動しゃくり機(しゃくりパターン制御)、赤外線リモコンの応用回路(電気機器のON/OFF、温度制御、リモコンに依る数値設定など)、電子回路について書いて行きます。

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2011年5月7日土曜日

MPLAB IDE でシュミレートする ②

 前回のMPLAB IDE でシュミレートする ① は、非同期(手動)でシュミレートする方法を紹介しましたが、
今回は、入力信号を予め設定して、同期して自動的にシュミレートする方法を紹介します。 

赤外線リモコン送信機プログラムの下記の部分 [Ⅰ]、 [Ⅱ] について検証します。


まず、Stimulus (スティミュラス)ウインドウを開き、Pin / Register Actions (Synchronous stimulus : 同期 
タブを選択します。


 は、タイム・ユニット(時間単位)を設定します。


 は、タイム・シーケンス(予定時間) を設定します。タイム・ユニットで設定された時間単位で動作します。
  PIC マイコンが動作を開始し、入力コマンドを開始する予定時間を設定します。

 は、この部分をクリックすると、入力コマンドに使用する信号を選択します。下記のウインドウが開きます。
(このプログラムで使用する信号です。)


検証 [Ⅰ]


 は、これらのシュミレート条件を設定した後、”Apply” (適用する)ボタンを押してシュミレート条件を
確定します。一部を変更した時も必ず ”Apply” (適用する)ボタンを押して確定します。

は、設定した条件をクリアーするボタンです
設定した項目の行にカーソルを合わせクリックします。次に、”Delete Row” ボタンを押すと行がクリアーされます。

 は、設定した条件をファイルに保存します。


上図の信号で条件設定しました。

タイム・ライン

■ [   0] : PIC マイコン、動作開始

■ [500] : カスタム・チャンネル[1 : RB4 ] を入力 ”1”

■ [800] : リモコン・チャンネル [1 : RA0 ] を入力 ”1” 、カスタム・チャンネル[1 : RB4 ] を入力 ”0”にする

■ [900] :  リモコン・チャンネル [1 : RA0 ] を入力 ”0” 

シュミレータ・ツール・ボタンの "RUN" を押します。


この様にして、赤外線リモコン信号が出力されました。

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