楽釣工房では、小魚用しゃくり機、わかさぎ用しゃくり機、Picマイコン制御による自動しゃくり機(しゃくりパターン制御)、赤外線リモコンの応用回路(電気機器のON/OFF、温度制御、リモコンに依る数値設定など)、電子回路について書いて行きます。

 ブログの投稿記事に画像データを多く使用している為、他の投稿記事を読む事に不便をかけると思われます。
従って、投稿記事の前文をブログで公開し、全体の記事は ホーム・ページ [ 楽釣119 ] で公開する事にしました。
ホーム・ページ [ 楽釣119 ] では、今までの記事の内容を整理し、内容の不具合を修正し、又、記事の追加をして、ホーム・ページで公開しています。
  
___________________________________________________________________________________________________________________

2011年1月18日火曜日

MPLAB IDE の使い方 / I/Oの設定

 PICマイコンを動作させる為に、まず、初期設定をしなければなりません。

  • include ファイルの設定
  • CONFIG wordの設定
  • 動作周波数の宣言
  • I/Oの設定
  • その他
設定項目がたくさんありますが、すべてを設定しなければならないと言う訳ではありません。
必要な項目だけを設定する事で、動作をさせることが出来ます。
おおまかな設定は、色々公開されているプログラムを参考にして、後は、自分でアレンジしてプログラミングしてください。

データー・シートで表示されてる項目は、PICマイコンごとに違う場合が有ります。
例えば、






















上記の表の 16F57 の I/O ポートの名称は、 PORTA、PORTB、PORTCです。
又、各ビット名は、 RA0、RA1、RA2・・・、RB0 ・・・、 RC0 ・・・ です。
















上記の表の 12F629/675 の I/O ポートの名称は、 GPIOです。
又、各ビット名は、 GPIO0、GPIO1、・・・・ GPIO5です。

以上のように、PICマイコンの種類によって呼称が違うので注意が必要です。

 [ プログラミング例 (16F57) ] 

ポートAが出力に設定されている場合

TRISA  = 0x00; // A ポートをすべて出力にセット
PORTA = 5;    // PORT Aに5をセット
RA2 = 1;      // PORT Aのビット2をセット

 [ プログラミング例 (12F629/675) ] 

ポートが出力に設定されている場合

TRSIO = 0x00; // I/Oをすべて出力にセット
GPIO  = 5;    // GPIOに5をセット
GPIO2 = 1;   // GPIOのビット2をセット

上記のように表記が違うので、他のPICマイコンに移植する時は、この事を頭に入れて修正してください。

 データ・シートで表記されている大文字のアルファベットは予約語 なので、変数名として使う事が出来ません。 プログラムで使う変数を自分で定義する時、この予約語とダブらない様にして下さい。

又、変数名のつけ方で次のような場合、

 test-2 = 3;

test-2 と言う変数を設定したつもりが、

 test - 2 = 3;

数式と判断される事があります。
この場合は、_アンダーバーを使います。

 test_2 = 3;

変数名はなるべく小文字を使う方が良いでしょう・・・

0 件のコメント: