しゃくり機のコントロールをする目的でテレビリモコンを利用しますので、赤外線方式は使えません。
後、考えられる事は、有線方式にする事です。そこで、安価に簡単に出来る材料を探したところ、百円ショップで売られている一般電話用のモジュラーケイブルを利用する事にしました。
少々、リモコンを改造しないとならないが、地道に作業を進めるしか有りません。
リモコンの裏ぶたを開けるために、2本のネジをはずさなけばなりませんが、1本は裏のシールによって隠されていますので、注意が必要です。
ペン・グラインダーでモジュラープラグの挿入口を削り、エポキシ・ボンドで固定します。
中のプリント基板に付いている赤外線LEDの片足を半田ごてで外し(ニッパー等で切断しても良い。ゴミが入るのを防止する目的があるので、LEDは取り外さない。)、この赤外線LEDの両端をモジュラジャックまで細い電線で配線します。
PICマイコンの動作確認用LEDの穴を開けて、エポキシボンドで赤色LEDを固定します。
試験結果は、赤外線方式と同じ結果が出ました。
試しに、5mケーブルを2本継いで10mで動作させたが、全く、問題有りませんでした。